2015年に亮くんが掲載された雑誌のまとめです。
複数回掲載された雑誌は別でまとめようと思っているので、それ以外のものです。
お芝居の面白さが変わってきた「MEKURU」のテキストは読みごたえがあるし、
なんといっても「美しき日本刀 」の写真が最高、研ぎ澄まされた刀の美しさと亮くんの鋭い美の共演、重厚さを感じる写真になっています。
GINZA:かっこいいの定義
●2015/5/12発売 2015年6月号
●136P、1ページ、1カット
●グラビア:グレーニット、赤ニットポロシャツ、ネイビーパンツ
・両手ポケット、ほぼ全身、顔斜め右
●テキスト
かっこいいって言われたいですね(笑)
Q.かっこいいの定義は?
僕、ワンピースのゾロが大好きで。修行するか、食うか、寝るだけ。無駄なことはせず、やるときはやるじゃないですか。自分のリズムを崩さず生きてる感じ。そういうスマートな男になりたいです
・剣道について
うちの母親が厳しくて、怒ると僕の木刀を持ち出すんですよ。「1回やるって言ったんだから、最後までやんなさい!」って。それが怖くてやめられなかっただけなんです(笑)
MEKURU:芝居の面白さの質
●2015/8/17発売 vol.5
●74P、8ページ、6カット
●グラビア:ボルドーの背景、ボルドーのシャツ、黒パンツ
①両膝立てて座り、両肘を足に乗せて指を組む、目線は斜め右下、物思いにふけるような、うれいのある色っぽさ
②フローリングに右手をしたにしてうつ伏せ気味、左手は右手にそえて、目を閉じている
③②からカメラ目線、左掌をおでこにあてる、吸い込まれるような瞳
④左向き横顔アップ
⑤柵に両肘乗せてクロスして顔を乗せる、ジャケットは肩にかけている
⑥モノクロ、身体は右向き、顔はカメラ向き、バストショット
●テキスト:HEAT
最初に消防団の役をやると聞いたときは、身体を鍛えなきゃいけないと思っていたんです。でも、消防士と消防団は違うもので。一般の人がボランティアで参加するのが消防団だということを知って、”じゃあ、鍛えなくていいかあ”って、今は鍛えてないんですけど(笑)
Q.芝居をする上で意識していること
自分と同じ年の役なので、リアリティみたいなものを意識して芝居しています。わかりやすくリアクションしたりする芝居じゃなくて、等身大の今の若者を自分の中で考えながらやっています。たまに自分の口調が出ちゃいそうになる瞬間があるぐらい(笑) 普段に近いテンションで芝居しています
Q.すごく好きで何回も見ている映画は?
レオナルド・ディカプリオの映画はよく観ます。「ボーイズ・ライフ」がすごく好きで。なんであの歳でそんな芝居ができるんだよ、って思います(笑)
Q.芝居以外に興味があることは?
マンガをよく読みます。「暗殺教室」とか「進撃の巨人」も読みますし、最近は「 惡の華」がすっごく好き。もし映像化するならやってみたいけど、「 惡の華」は中学生だから無理だろうなって気がします
Q.マンガを読みながら芝居のことを考えるか?
この役をやってみたいなあって視点で読んだりします。だから、もしかしたら生活のベースの中に、お芝居が入ってきてるのかもしれない。だとしたら嬉しいですね
Q.芝居の面白さの質みないのものは変わってきたか?
変わってる気がします。今は映像での芝居がすごく好きなんですよ
たぶん、映像のほうが、僕の考えるリアルな芝居ができる気がするからなのかな。わかんないですけど(笑) 舞台の方が、カット割りもないし、生身の人間がそこに立っているからリアルなのかもしれないですけど、芝居をどころデフォルメしたり、声を大きく出したりしなきゃいけないところがあるじゃないですか。映像だったら、今お話ししているようなトーンで話しても成立するから、今はそういうのが面白いんだと思います。”無意識を意識的にやる ”っていう。普通に考えたら不可能なことなんですけど(笑) 芝居ではそれができるから楽しいんですよね
Q.自己分析をして、吉沢亮はどんな役者?
”こうじゃなきゃダメ”みたいなものがない役者だという気がします
自分の中での決め事やこだわりが特にないので、相手の役者さんの芝居を素直に受け止めるし、自分が考えていたやり方と違う提案をされても、そこに飲まれることができるというか。そんな感じです
Q.ひとりの青年として、吉沢亮はどんな人?
うーん、僕が女の子だったらつきあいたくないですね(笑)
マイペースだし、めんどくさそうだから。男友達としては、いいヤツだと思いますけど!」
スクリーンプラス:”川澄っぽい帽子”
●2015/12/7発売 vol.53
●64P、2ページ、2カット
●グラビア:パープルのグラデーションコーデ、黒パンツ
①両手ポケット、正面
②右頬のそばで左の拳を右の掌で包む、バストショット
●テキスト:さらば あぶない刑事
職人のようなベテランのスタッフさんが周りにいる中では、”僕、本当に何もできないんだな・・”と思う瞬間が沢山ありました。でも凄く勉強になりましたし、良い経験になりました
”川澄っぽい帽子を被ってきて”と言われたので、探しに行ったら”マジ川澄っぽい!”と思える帽子を見つけたんです。結局それが採用されて、劇中で僕が見つけた帽子を川澄が被っているシーンがあります。あと、衣装を決める時も、”どっちがいいと思う?”と僕の意見を聞いてくださったり。嬉しかったです
アクションは楽しいです。受けてくれる相手が上手い方だと、本当に自分が強いんじゃないかと錯覚するんですよ(笑) みなさんプロなので、僕がちょっと押しただけで”ぐふおおお!”って大きく飛ばされて見えるようにしてくださるんです
学園祭は楽しかったです。あんなにキャーキャー!言ってもらうことってなかなかないので(笑) この間ビックリしたのが、学生さんから、”スキップしてください”と言われて、”なんでスキップ?”と思ったんですが、やってみたらめちゃめちゃ会場が盛り上がりました(笑)
美しき日本刀
●2015/12/11発売
●22P、4ページ、7カット
●グラビア:グレーの袴、日本刀:長谷部
①右頬にそわせるように刀を鞘から引き出して持つ、正面、バストショット
②日本家屋の廊下、左手に鞘を持って遠くを見る(美しい佇まいと手の甲の血管が素敵)
③抜き身の刀を右手に携え、堂々たる立ち姿、正面、全身
④刀を振り下ろしたところ、正面
⑤刀を構えているところ、正面
⑥刀を持つ右手のアップ
⑦腰に携えた鞘から刀を抜こうとしているところ
●テキスト
Q.初めて真剣を持ってみた感想は?
とにかく重かったです。こんなものを持っていたなんて、昔の人はすごいですね。身が引き締まるし、”真剣”だけに軽々しい態度ではいけないという気持ちになりました。長く剣道をやっていたんですが、道場には日本刀が飾ってあったんです。先生がたまに真剣で型を披露してくれて、それがすごくかっこよくて。今日は初めて触れられてうれしかったです
Q.時代劇で和装で刀を下げて、どんな気分だったか?
刀はもちろん真剣ではなく、模造等でしたが、それでもやっぱり背筋が伸びました。いつもは猫背なんですけど、和装や刀を持つと自然に姿勢がよくなるようになっているんだなと。時代劇を演じることに関しては、すごく難しかったです。畳の縁を踏んではいけないとか、普段の生活と違うところがあったり。でも、また挑戦したいです。その時には、今日の経験が活きたらいいなと思います