吉沢亮

【吉沢亮】Cinema★Cinema(シネマシネマ)【雑誌・内容】

亮くんは【Cinema★Cinema】という雑誌に3回掲載されています。

No.46は拝読できていないので、それ以外をまとめていきます。

Cinema★Cinema No.74(2018/4/2発売):ママレード・ボーイ

●44P、6ページ、13カット

●グラビア:ネイビーノーカラージャケット、ブルーのシャツ、茶×黒のストライプパンツ

①バストショット、正面

②③④上半身、両手ポケット

⑤身体右向き、カメラ目線

⑥顔アップ、

⑦ほぼ全身、下向き

⑧椅子に腰かけて、右足を大きく前へ伸ばす

⑨顔アップ、カメラ目線

⑩椅子の上で片足立ち、両手広げて、笑顔

⑪⑫椅子から飛び降りて、着地

⑬座って、右手頭へ、左手お尻のとこ

●テキスト:ママレード・ボーイ

Q.本当は〇〇なのに・・・

A.インドア人間なのに、印象はパリピ!?

僕はむっちゃインドアなんですが、外で遊んでそうと言われがち。チャラいというか、いわゆるパリピタイプと思われがちなんです。ただ、そう言われてイヤだなと思うことはなくて、むしろうれしいんですよね。実際の僕はすごく根暗だし(笑)そんなに面白い人間じゃないので、パーティーで派手に遊ぶような人たちに対する憧れがあります。パリピはハードルが高すぎるとしても、せめて家の外で楽しむ趣味は欲しいなと思っているんです・・。と3年くらい言い続けているんですけど、今のところはまだ家の中にいて、家でできることしかしないです。マンガを読んだり、DVDを見たり・・。お酒を飲むにしても、外でみんなとワイワイ飲むよりは家でのんびり飲むほうが好き。それがリラックス・・なんて言っているうちは、見た目と中身が一致することはなさそうですね

・大人気コミックの映画化

遊はイケメンで、同級生の女の子だちにも人気のあるキャラクター。プロデューサーの松橋(真三)さんも「顔面を全力で使う役」とおっしゃっているそうで(笑)「(そういった役が)来たか!」という思いは僕にも確かにありました。と言っても、演じる上で特に意識はしなかったです。演じる前は意識したほうがいいのかなとも思ったんですが、遊自身もそういったことを意識する男ではないので。もちろん身なりを気遣ってはいるんですけど、女の子からの目線を気にして生きているような男じゃない。普通に生きている感じが魅力的なんだろうなと思ったので、変にカッコつけたりすることなく普通に演じていました。女の子にキャーキャー言われても、「キャーキャー言ってるな」くらいの受け止め方で。吉沢亮は喜んでいるんですけどね(笑)

遊は普通の人間で、役を通していない吉沢亮の生の感情が出てくる瞬間もちょいちょいありました。今まではそれを悪いことだと思っていたんですが、自分の中から出てくるものに勝る芝居はないなって。吉沢亮の解釈で演じる瞬間がたくさんあったんです。それは役に共感できたからこそなんですけど、新たな試みでした。遊が自分を薄っぺらく見せようとしている前半は特にそうで、相手の本気を受け止めきれないから感情を素直に出せずにあえて冷たい態度を取ったり、ヘラヘラしたり。感情を濁して出す感じが、わりとそうでした。照れもあるでしょうし、自分の引き出しの開け方が分からないというか・・。僕自身は今もそうです

自分自身と役をリンクさせられたのは、廣木監督の現場だったからというのもあります。分かりやすいキラキラを求めるのではなく、「普通に人間んを演じてください」という感じがすごく好きでした。それは「オオカミ少女と黒王子」のときも同じで、その場で生まれた生の感情を大事になさる。もちろん見せることに徹するシーンもありましたが、普通の感情を求められることが多かったです

一方、「見せるシーン」と言えばやっぱり、保健室でのキスシーンかなと・・。遊が光希にキスをする場面では、今までやってきたどのキスシーンよりも緊張しました。この作品における初めてのキスシーンだし、すごく重要な気がして。キスって実際は生活の一部だけど、少女マンガのキスとんでもなく意味のあるもの。普通だったらキスして終わるところが、キスする前、キス、キスした後のすべてに意味が出てくる。だから感情のままするだけじゃなく、ちゃんと綺麗に見せなきゃいけないのかなって。速度、角度、目をつぶるタイミング。そういった邪念が頭の中を埋め尽くしてしまい、すごく緊張しました。今思うと、もうちょい感情のままやればよかったのかなって・・。普通の人生でこんなにゆっくりキスすることはないだろってくらいゆっくりですから!でも、これは本当に僕の感覚でしかないんですが、ここはゆっくりと綺麗にいくべきだなって。キスシーンって大変だなあとあらためて思いました(笑)

同じ日に撮ったんですよ、幸せの絶頂からどん底に突き落とされる展開を。秘密を1人だけで抱えて光希から去る遊は男としてカッコいいけど、光希にしてみれば最低な男ですよね。この間までキラキラしてたのに!って。僕だったら、あんな秘密を1人で抱えるのは絶対に無理だな・・。

でも、遊は悩んで、悩んで、ある決断をする。そんな遊にカッコよさを感じましたし、彼の変化を演じるのが僕の楽しみでもありました。今までは発散するよりもため込む芝居をする機会が多くて、個人的にもそういうのが好きだったんですが、遊は映画の後半で涙を流したり、感情をあらわにしたり。心の中を外に出すようなシーンをあまりやったことがない分、楽しかったし、気持ちよかったです 。普段も僕は泣かないし、ワ~ッとなることもないので、自分の姿が新鮮でした

僕も悩みは多いほうです。多くの人と同じように僕も仕事では常に悩んでいるし、ふと思いついたところで言えば「撮影現場でどう振る舞うべきかな?なんてことも悩みの一つ。なんと、この作品は僕が現場の空気作りをしたんですよ!(笑)普段は本当にそういうことができないんですけど、生徒役の中では最年長でしたし、僕の役目かなって。グループLINEで連絡取り合い、みんなでご飯に行ったりしました。それ以外だと、作品に誘っていただいたとき、どれに参加するのかを決めるのも仕事に関する大きな悩みですよね。すべての作品に出られればいいけど、撮影期間が重なったり両方はできないこともあるし。贅沢な悩みです。そんな中で僕なりに大事にしたいのは、作品に出演することの意味。面白そうな役だなとか、この監督とやってみたいなというのはもちろん、出演することで何か自分を成長させてくれるのかいろいろと考えて決断します。常に選択基準となるものが決まっているわけではないけど、どれだけ成長できるか、何を学べるか。でも、やりたい作品のほうが多いから、結局は悩んで、迷っての繰り返しです。

迷うという点で言えば、今はもう全くない迷いなんですが、18~19歳くらいのころは俳優でいることにも迷っていました。このまま行くのか、別の仕事も考えるべきか。相談した友達に、「不動産の仕事はどう?」なんて提案されたりもして(笑)すごく思い悩んでいたわけではないけど、いつまで役者でいられるかも分からないから、やめた後のことも考えないといけないなって。でも、気づいたら役者が好きで、それ以外は考えられなくなっていました。今は役者という仕事を一生やれればいいなと思っていますし、その中で自分なりに成長していきたい。このような映画に主演させていただくのだって1年前の僕には考えられない状況ですから。すごくありがたいことですし、求められるのがうれしい。今はありがたいことの連続です

・あの映画のあのシーンが好き

「千と千尋の神隠し」で川の神様が店に来て、ドロッドロにたまった汚いおをみんなで引き出すシーンが好きですね。一番好きな映画なんですが、中でもあのシーンは最高に気持ちよくて好きです

Cinema★Cinema No.75(2018/6/1発売):BLEACH

●24P、8ページ、14カット 福士蒼汰くんと

●グラビア:黒のトップス、紫のテロンとしたパンツ、真ん中分け

①向かって左に亮くん、福士君が身を乗り出してカメラ目線、亮くんは後で両手ポケットでカメラ目線

②亮くんが身をかがめてカメラ目線、福士くんは後で斜め下見てる

③福士君が右手で亮くんの肩組んでいる

④肩寄せ合って、二人で目をつぶっている

⑤④の引きで、上からのアングル

⑥二人で身を乗り出しカメラ目線

⑦向かい合って笑いあってる

⑧ソロ、両手ポケットで半身、顔だけ正面

⑨二人で向き合って、右手でハイタッチ

⑩⑥よりもっと二人で密着して、カメラ目線

⑪二人背中合わせでカメラ目線

⑫二人の後ろ姿

⑬福士君が手前でカメラに手を伸ばす、亮くんは後でカメラ目線

⑭亮くん前で、前かがみでよこからカメラ目線、福士くん後から亮くんを見てる

●テキスト:BLEACH

福士くん「「仮面ライダーフォーゼ」以来、プライベートではたまに連絡し合ってたよね」

亮くん「うん、2人でご飯に行ったこともある「ライダー」の2年後くらいかな?カラオケの個室みたいな所で、隣に座って・・」

福士くん「カラオケがついてるお店で、カップルシートみたいなソファに座って(笑)」

亮くん「ちょっと気まずい空気だった(笑)」

福士くん「去年も、自分が神木君とご飯を食べてるとき、「亮君も呼ぼう」っていう話になって。3人で焼き肉を食べたし」

亮くん「共演は6年ぶりだけど、その間にだいぶ状況は変わった気がする」

福士くん「そうだね、自分はやっぱり「あまちゃん」が大きかったかな。あれで世間の人に幅広く知ってもらえて、王道の少女マンガ原作の作品に出させてもらうようになって。ここ最近はアクションをやる機会も増えて、ずっと楽しく仕事させてもらえているから、今後もいろんな役を楽しみながら演じていきたい」

亮くん「僕は逆に、クセの強い役が多いかも(笑)最近はマンガ原作の作品も増えて、ありがたい機会をたくさん頂けてるなって。しばらく原作ものが続いたから、またオリジナル脚本の作品もどんどんやりたいです」

福士くん「ライダーのころの亮君は、人見知りだなっていう第一印象で。でも、中身を知っていくと、意外とくだけた男だと思いました(笑)基本的に物静かだけど、お芝居の中で突き抜けていいって分かった瞬間、ものすごく突き抜けるんです」

亮くん「福士君は見た目が大人っぽい人だなっていうのと、すごく楽しそうに台本を読んでいた印象が強い。”ああ、お芝居が好きなんだな”って。当時からそうだけど、今はよりストイックになった気がします。作品への向き合い方や自分との向き合い方が。でも、人間的な部分は何も変わっていなくて、一緒にいて楽な空気感は当時と同じだったから、安心した」

福士くん「亮君もいい意味で変わってないから、安心感があって、すごくお芝居がやりやすかった。”こうくるんだろうな”というのが、しゃべらなくても分かるんです。ちょっとコミュニケーションを取れば”じゃあ自分はこうするね”というのが自然にできる」

亮くん「めちゃめちゃやりやすかったね」

亮くん「内面的なことで言うと、原作の雨竜は、物語が進んでいくうちにどんどんツンデレになっていくんだよね。でも、映画ではわりとミステリアスな部分が多くて、死神とはまた違う世界から来たよく分からない男みたいな、変なカッコよさがある。だから、あんまり人間味みたいなものを持たせずに、何を考えているのか分からない感じを意識しました。ただ、実写化ならではの人間味も出したくて。例えば、一護と2人で話すシーンなどは目だけじゃなくて表情や声のトーンを若干動かしてみたりましした」

福士くん「演じているとき、自分は亮君の目がなんだかすごく印象に残って。そしたら、後から「あえて目に表情をつけないようにしていた」と言っているのを聞いて、やっぱりそうだったんだなと。驚いたし、さすがだなと思いました」

僕は台本を読んだとき、原作を知らない人が見たら、意外と難しいのかなと思ったんです。”ソウル・ソサエティ”とか”ホロウ”とか、この作品ならではの子渡場が多かったから。だから、そういうセリフをちゃんと聞かせることを意識しました。福士君とのシーンで長ゼリフを言うところも、どういうテンポ感で話したら一番いいんだろうって考えて

僕はそんなにアクションはなかったけど、雨竜が使う弓がふるCGだったから、動き方が難しかった。ちゃんと弓を引いているように見えるかどうか、カッコ悪くなっていないか・・って。練習では実際に弓を引いてみたんだけど、肩が張らないように気をつけたりして、結構こだわったよ

Q.好きなコメディ映画は?

「博士の異常な愛情」設定がめっちゃぶっ飛んでいるし、クラシックみたいな音楽がかかるラストも、ブラックコメディな感じで好きです

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