ここでは【東映ヒーローMAX】という雑誌についてまとめていきます。
「vol.42」の対談は、会話が盛り上がっていく感じが面白かったです。
東映ヒーローMAX vol.40(2012/2/1発売)
●32P、4ページ、3カット
●グラビア:フォーゼの制服
①右手甲をあごら辺にあてる、正面、顔アップ
②右手親指と人差し指の第二関節あたりをあごに沿わせる、流し目
③両手ポケット、正面、ほぼ全身
●テキスト
Q.流星役のオファーがあっとときの気持ちは?
仮面ライダーは小さい頃から見てきたヒーローですし、夢のような気持ちでした。特に「アギト」が印象に残っていて、「仮面ライダーになりたい」って七夕の短冊に書いたりするぐらい憧れでもありましたから、「ついに来たか!変身しちゃうんだ、俺!」って思いました。子供の頃の願いがようやく叶ったんだなぁと
Q.オーディションではどんなことをしたか?
いろんなタイプのキャラをやらせてもらったんですが、「どれを演じてみたい?」と聞かれて、流星っぽいキャラをやってみたいと言いました。今まで僕が演じてきたのは軽いノリの役が多かったので、クールな役をやってみたかったんです。ですからその願いも叶ったのかなぁと。でも、正直オーディションでは緊張しちゃってて、落ちたかなぁと思ってました。お芝居は大丈夫だったと思うんですが、プロデューサーの方々とお話しているときにガッチガチになっちゃって、何を言ってるかわからないくらいで(笑)だから余計に、参加できることになって本当に嬉しかったですし、テンション上がりましたね
Q.メテオについてどう思ったか?
最初にデザイン画で見せていただいたんですが、パッと見たときは”変わってるなぁ”と。
まじまじと見ているうちに、メテオは変わってるというより新しいタイプのライダーなんだなと感じて。実物を見たのは映画の撮影のときですが、そのときはもう”めっちゃカッコいい!”って(嬉) 身体中に星が煌めいていて、いいですよねぇ。僕の中では歴代ナンバーワンのカッコよさですね・・って、自分が変身するせいもあるでしょうけど(笑)
Q.怪鳥音は難しくなかったか?
撮影前に「ブルース・リーのようにジークンドーを使いこなすという設定だけど、ホワチャァとか言わないから」って聞いてたんです。でも、台本を見たら思いっきり「ホワチャァ」って書いてあって、”言うんだ!?”みたいな(笑)実際、難しいですけど、やっていくうちに楽しくなってきてますね
Q.ブルース・リーの映画を観たりしたか?
「燃えよドラゴン」は何回も観ました。でも、初めてアフレコした映画のときは事前に観れなかったんです。だから、テレビシリーズのアフレコまでに何度も何度も繰り返し観てました
Q.映画の時は自分の想像や監督の指導でやっていたのか?
完全に監督の指示です。「こういうイメージや雰囲気で」とうレベルじゃなくて、「ここはホワチャ!で、ここは伸ばしてホーーーワチャァッ!」とか、細かい演出があって。監督のこだわりは凄まじかったです(笑)
Q.変身後のメテオを演じる永徳さんとお話ししたことは?
「アフレコでやりづらいことがあったら言ってね」とおしゃっていただいたんですが、そもそも僕はアフレコに慣れてないので、こうしてほしいとお願いするより、自分が上手になっていくほうが先なのかなと。流星は普通のお芝居だけじゃなくモノローグも多いですし、アフレコはとても重要です
Q.変身ポーズについて
僕が思っていたよりも動きが派手でした。今までの平成ライダーのように一つのキメの動きがあるくらいだと思っていたんですが、腕を回りたり思いのほか大きな動きだったので・・僕的には嬉しかったです(笑)
最初は手の広げ方が斜めだったんです。あれは流星をイメージしてたと思うんですが、家で鏡を見ながら練習していて、僕的には横にまっすぐ広げるほうがカッコいいと思ったので変えさせてもらいました。変身ポーズに自分のこだわりを出したかったんです
Q.生身のアクションについて
最初は多かったんですが、基本的には逃げ出して変身というパターンなので、実はまだそんなに多くはなくて・・でも、弦太朗のように毎回やってみたいですね。18話でダズタード相手にやったんですけど、生で怪鳥音付きで!やっぱり楽しいですよ
永徳さんが動きをつけてくれたんですけど、攻撃と防御が一緒になったような動きで、カッコよく見えるようになったかと思います
Q.流星の二面性について
最初はライダー部のみんなの前での弱い流星と素の流星のギャップを作っていたんですけど、ちょっと作りすぎてたかなと感じて最近はナチュラルにしてます。だから幅は狭まってきてるんですね。同じ人間ですし、あまり変えないほうがいいかなと
Q.タチバナの謎多きキャラについて
あれは予想外すぎましたね・・。台本を読んだときは理事長のように椅子に座ってドンと構えてる姿を想像してたんです。そしたらマスクを付けて衛星の中でプカプカ浮いていたので、メッチャ驚きました(笑)
東映ヒーローMAX vol.41(2012/5/1発売)
●14P、6ページ、4カット
●グラビア:フォーゼの制服
①両腕で扉を押し開けたようなポーズ、上半身
②左向きの顔アップ
③身体左向き、両手ポケット、顔は正面
●テキスト
Q.31話、32話について
素面でのアクションを多くやらせていただいたのが印象深かったです。それと、気持ちを思いっきり発散させる演技が多かったんですが、僕はそういうのが好きなので、楽しんでやらせていただきました。あとは、何と言っても弦太朗を殺すと宣言するシーンですね。「死んでくれ、如月!」に連なる一連の台詞は、今まで以上に感情を入れたのですごく印象に残っています。その後、物語のラストで弦太朗と初めて友情のシルシを交わす場面もいいですね。今まで作り笑いはあったんですけど、心の底から笑うのってなかったから新鮮でした
Q.アクション撮影について
(坂本監督に)初めて指導いただいて・・いやー、やっぱり難しかったですね。現場で次から次にアクションが追加されるので、初めに指示されたものと違ってくるときもあるんです。でも、攻撃を受けてくれる人が巧いから、結構いい感じに見えるんですよ
坂本監督は「アクションに乗せる芝居が重要だ」みたいなことを言ってました。これがやってみるとかなり難しいんですけど、やっぱりリアクションは楽しいんですよねぇー
東映ヒーローMAX vol.42(2012/8/1発売)
●20P、4ページ、2カット 福士くん、高橋くん、富美加ちゃんと
●グラビア:フォーゼの制服
①顔アップ、カメラ目線
②福士くんを中心、向かって左に亮くん、左手を福士くんの左肩に置いている
●テキスト
亮くん「流星もただのギャグキャラだから(笑)」
福士くん「アクエリアスの回(第37話)の取り乱しっぷりはすごかった(笑)」
亮くん「本当はもっと真面目に、もっと緻密にやろうと思ってたんだけど、いざ現場に立ったら・・ああなっちゃたという」
富美加ちゃん「それは亮くんが普段、結構おかしいからじゃない?」
亮くん「あなた、真顔ですごいこと言うね!」
(おかしいって、面白いって意味ですよね?)
富美加ちゃん「そうですそうです!いい意味で言ってるの(笑)亮くんならではの流星の味が出てる・・みたいな」
亮くん「なるほどね。逆に僕を出しすぎみたいなこともあるけど(笑)」
(本当の意味でおかしいのはユウキのほうですよ)
富美加ちゃん「いやー、最初は可愛い女の子!って感じでやってたはずなんですけど、自分で歌とか作ってるうちに、だんだんと歯止めが効かなくなってきちゃって・・(笑)」
亮くん「そうそう。一度壊れるとなかなか止まれないんですよ(笑)」
福士くん「バンドの回(第35.36話)なんて、何もそこまでって感じで(笑)」
富美加ちゃん「あえて焦点を合わせないようにしてたんですけど、それが思っていた以上に画面に出てたんで、ちょっとやりすぎたかなぁって(笑)」
亮くん「あれはすごいよ。目がパキってたもん、完全に(笑)」
富美加ちゃん「えっ、パキるってどういうこと!?でも現場に行ったら「・・やっちゃおうかな」ってなっちゃうんですよ。そう思ってなくても」
福士くん「なるなる、なるよね(笑)」
亮くん「それまで抑えようと思っていたのに「よーい、スタート!」ってなった瞬間「わーっ!」って」
福士くん「弦太朗の熱いクライマックスシーンを観てほしいです!クランク・イン当日にクライマックスを撮影したのですが、すごく集中して演じられたので、ぜひ」
亮くん「そこだよね。普段は弦太朗に支えられてるライダー部ですけど、今回は弦太朗を助けるために一同奔走するんです。アフレコで泣きそうになったくらいのシーンなので・・って、実際泣いてる人もいたよね?(笑)」
富美加ちゃん「私で~す(笑)
東映ヒーローMAX vol.43(2012/11/1発売)
●54P、2ページ、1カット
●グラビア:ブルーのトレンチ、黒のタートルネック、黒パンツ、メガネ、右手薬指に指輪
タブレットを操作して、鋭い目の亮くん
●テキスト:ぼくが処刑される未来
・小中監督の演出について
芝居については、とても丁寧に、細かく指導していただきました。監督は、常に役者がやりやすいように導いてくださるんです。その点が特に印象的でした。撮影も、すごくスムーズに進むんです。全体のスケジュールはかなりタイトでしたけど、予定よりも押したことはほとんどなかったんじゃなでしょうか
・福士さんの演じる幸雄について
表情の一つ一つが僕にとっても新鮮でしたよ。弱々しかったり、情けなかったり・・。こういう福士蒼汰もいたのか、と(笑)
僕も機会があったら、ああいう役を一度、演じてみたいですね。そういう意味では、ちょっと羨ましかったです
・神保さんについて
今回は初対面でしたが、2人で芝居するシーンでは神保さんの「目力」に圧倒されました。自分もこういう迫力が出せる役者になりたい、と思いましたね